雨漏り修理　屋根　カラーベストの勾配不足（尼崎市富松町）

雨漏り診断士の岡田です。

今日は尼崎市富松町で雨漏り修理を行いました。

雨漏りの原因は沢山ありますがカラーベストの勾配不足が原因の雨漏りって・・・・

案外多いから悲しくなります。

雨漏り診断士として沢山の雨漏りを見ていますが、

カラーベストの勾配不足で雨漏りしてるケースは本当に多いです。

一般的には３寸以上の勾配が必要なのですが出来れば3寸５分は欲しい所です。

建築関係では３寸勾配や５寸勾配などと言う表現をしますが難しく考える必要はありません。

１寸は3.0303センチで１０寸に対して３寸の高さの斜辺が３寸勾配。

めんどくさい方は１ｍに対して３０センチの高さの三角形と思って頂ければＯＫです。

使用する屋根材によって必要な勾配が異なるのですが、

だいたいは横葺きの屋根材で３寸以上が必要とされてます。

勾配に対して横に並ぶ屋根材の事で代表的な物がカラーベストです。

勾配に対して縦に並ぶ屋根材の事は縦葺きと言い代表的な物は立平（アーバンラインなど）です。

住宅修理の専門店として活動しているので葺き替えは基本的に勧めないのですが、

勾配不足の屋根の場合には屋根勾配に対して適切な屋根材に交換する以外に直しようがないので、

どれだけ既存の屋根材が新しくても葺き替えになります。